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高級店でも美人じゃない人がいる理由

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吾輩は無職である。

早速だが、欲求の満足度は、ある程度までは投じた時間やお金の大きさと正の相関があると言って差し支えないだろう。

ここでは簡単のために、3大欲求を例にとってみたい。

食欲を飲食店が、睡眠欲をホテルや旅館が、性欲を風俗店が受け持つと考えたとき、確かに高級店ほど高い効用が得られるとみなしていいのではないか。

しかし、頭打ちは確かに存在する。食材の良さや料理人の腕は高いレベルで飽和状態であるし、高級ホテルにすら一人一人に合ったマットレスや枕は用意されていない。

そんなわけで、他の部分でユーザーエクスペリエンスの向上を図るわけである。
例えば、飲食店はあえて客に対し厳しい規制を設けることで高級感を演出したり価格を吊り上げることで、客の「こういう店に来てる俺イケてる」的な虚栄心を満たすことに腐心し始めているし、
ホテルはジムやトイレなどの設備充実や多国語対応などのホスピタリティ向上に努めている。
そしてだいたい高階層にレストランかバーがある。
○○と煙は高いところに登るとはよくいったものだが、効果的なのであろう。

では、風俗店はどうだろうか。前置きが長くなってしまったが、これが今回の本題である。

風俗店にも「高いカネ払ったのにイマイチだったなあ」といった経験は往々にしてある。

高級店が高額店と化す理由

独断と偏見で考えてみたい。

テナントや人件費が高い

東京で感じるのがこれである。

狭いし当たりを引いたわけじゃないのに、、、なんてことがしばしば。
実は我々客は黒服のことも養っているので人件費も馬鹿にならなくなる。
いつも思うが、黒服の面々には見合った仕事をしていだきたいものである。

何はともあれ、東京をホームにするのは得策ではない。

競争が少ない

田舎で感じるのがこれである。

地方のソープランドはだいたい出稼ぎ嬢で構成されている。
都市部では当たり前レベルの子が、田舎では重宝される世界である。

なぜそんなレベル感なのかというと、当然競争が少ないからである。

だからこそ、田舎で当たりを引いたときの喜びは計り知れず。
常勤ではないので二度と会えないかもしれないという事実がさらに思い出を際立たせる。

でもホームにはしたくない。

フリー要員にあたる

フリー要員とは、本指名をとれない女性を揶揄した表現である。

そんなやつなんでクビにしないんだと思う方もいるだろう。

だが仮に、美人でホスピタリティの優れた女性だけで固められた店があるとして、そこに行ったとする。

、、、指名する必要がないのである。

女性が働くインセンティブは、本指名を得ることであるから、指名を稼げない店ではパフォーマンスが下がるため、退店につながるのである。

4番バッターを強奪しまくった末に優勝できなかった時代の巨人を思い出してほしい。

フリー要員がいることで、「指名しないと地雷踏むぞ!」という抑止力が働く。「指名してください!」と北風をビュービュー吹かすよりこちらの方が効果的なのである。

いい子がいたら今後も利用しよう、という常連気質な人ほど指名するので、そういう人を良嬢で懐柔し、ノリで来てそうな人にフリー要因をあてがうという構図である。

敗戦処理ピッチャーもまた、必要なのである。

まとめ

高いカネを払ったら、相応の対価を得たいものである。しかし、リテラシーがなければ水泡に帰してしまうのはどこの世界も同じである。

飲食店や宿泊施設ほどではないが、風俗店にも選定に資するシグナリングは確かに存在する。

それはまた別の機会に書かせていただきたい。

お読みいただき、感謝に堪えませぬ。

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